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兵庫県社会保険労務士会について

会長あいさつ
兵庫県社会保険労務士会
会長 古澤 克彦

謹啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 令和3年度、兵庫県社会保険労務士会第43回通常総会におきまして、会長に就任いたしました古澤克彦でございます。

 これまでの社労士制度へのご理解とご支援に対しまして、深く感謝申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症により、世界中で多くの人命が失われ、経済が停滞し、これまで当たり前と思っていた「集まる自由」「移動する自由」が大きく制限され、日本においては、雇用維持のため、雇用調整助成金の迅速な活用が求められ、私たち社労士がその支援に奔走しています。

 平成から令和のこれまでを振り返ると、バブル経済崩壊、阪神淡路大震災、年金記録問題、リーマンショック、東日本大震災、各地の集中豪雨・台風被害、そして今回のコロナ禍。日本社会には天災・人災、様々な国難が起こりました。

 平成19年に発覚した年金記録問題は、制度の根幹を大きく揺るがしました。連日、当時の社会保険事務所には相談者が殺到し、記録管理への疑念・不安、待ち時間の長さが相まって現場は騒然としました。社労士は、請われて相談ブースに入り、年金制度の専門家として対応しました。その後、総務省に設置された年金記録確認第三者委員会においても、多くの社労士が調査員として申立者の記録を丁寧に調査し、信頼回復に尽力しました。年金記録問題を鎮静化させ、年金制度の崩壊を防いだのは、社労士の貢献が大きかったと考えます。

 また、天災地変発生時、事業所の消失等による離職者に対する失業給付申請を行い、経済失速時には、雇用維持に対する制度利用を支援する役割を果たしてきました。過去の非常時、国難において、社労士の専門的知見と実行力が日本社会に大きく貢献したと考えております。

 社労士は、平時は主に中小企業の労務管理のサポートや複雑な年金制度への橋渡し役を職責としていますが、非常時の国難に際しては、日本社会のセーフティネットの速やかな活用を支援することが職責であると考えております。

 一人一人の社労士が職責を果たし、国民の皆様から一層の信頼を頂き、世の中に貢献して参りたいと思います。引続き、ご理解ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

謹白